犬のレインコート(雨カッパ)が人気急上昇!犬を飼っている人にとっては、愛犬の散歩は毎日の日課ですね。
しかし、雨が降る日は、傘をさしてリードを持って、他の荷物も、と、何かと不自由を感じることが多いようです。
自分自身は傘をさしますが、犬はどうしたらよいか?素朴な疑問ではありますが、そんな時のアイデアとして、犬用のレインコートがあります。
さまざまなタイプのものがあり、着せ替えを楽しめそうなものもたくさんあります。
では、どんなレインコートを選べばよいでしょうか。
ここでは、犬に着せるレインコートについて、まとめてみました。
犬にレインコートを着せる?着せない?
まずは、犬にレインコートを着せるべきか?着せなければならないのか?という疑問について考えてみます。
雨の日に散歩に出るということは、どうしても雨に濡れてしまうということが考えられます。
しかし、雨に濡れることが大きな問題なのではなく、泥はねなどで、体が汚れてしまうことが問題なのです。
また、汚れることで、皮膚の炎症を引き起こしてしまうと、さらに大きな問題となってしまいます。
さらには、雨に濡れたり汚れたりした犬の帰宅後のお手入れが大変になります。
これらのことを考えると、雨の日のためには、前もって犬用のレインコートを備えておくことをオススメします。
犬のレインコートの種類は?
それでは、犬用のレインコートにはどんな種類や特徴があるのかを簡単にまとめてみます。
簡易的なポンチョ型
ポンチョ型のレインコートは、基本的には簡易なつくりとなっており、背中から覆いかぶせ、お腹側をマジックテープやスナップなどで留めるタイプとなっています。
別の呼び方としてマント型とも言われます。
着け外しがしやすいのが一番のメリットで、携帯性にも優れているという利点があります。
全体を覆うものと比べ、体を覆う部分がやや少なく、濡れたり汚れたりする部位も出てくるのがデメリットですが、取り扱いが簡単で、急な雨にも対応しやすいでしょう。
体をしっかり守るオーバーオール型
簡易的なポンチョ型(マント型)に比べて、体全体を覆うことができるのがオーバーオール型です。
胴体だけでなく、四肢にもかぶせるので、体全体が濡れにくく、また汚れにくいというのが大きなメリットです。
反面、犬に脱ぎ着させるのに手間がかかることや、ポンチョ型に比べてかさばるのがデメリットです。
フードの有無も大切
ポンチョ型、オーバーオール型のいずれにも言えることですが、フードの有無も選択肢の一つとなるでしょう。
フードまでかぶせることができれば、頭全体を濡らさずに散歩できそうですが、犬にとっては視界の妨げになったり、耳が聞こえにくくなったりするので、かぶるのを嫌がるかもしれません。
犬が着るのを嫌がる時の着せ方
レインコートは、濡らさず汚さないためのものですが、反面、犬にとっては体の周りにまとわりつくようなものでもあり、着ること自体嫌がる犬もいるかもしれません。
そうであれば、無理して着せることは難しいと思いますが、他の原因があるのであれば、工夫してみることもできそうですので、次のことをチェックしてみてはどうでしょうか。
サイズが合っていない
同じ犬種であっても、胴体の大きさ、肢の太さはさまざまですので、胴や肢のどこかでサイズが合っていない場合があります。
着せたときに全体をチェックする必要があります。
タイプを変えるといいかも?
犬によっては、オーバーオール型はどうしても着たがらなくても、比較的着せやすく、また覆う部分が少なめなポンチョ型なら着てくれるかもしれません。
また、よくあるナイロン製だと、カサカサ音が気になる場合も考えられますので、音がうるさくないタイプを検討してみてはいかがでしょうか。
なお、裏起毛型もあるようですので、寒い時期などは重宝するかもしれません。
犬が試着できるショップを探そう
犬が着てくれるかどうか、サイズが合うのかなどを購入前に確かめることができるといいですね。
そのためにも、レインコートを試着できるショップをあらかじめ探しておくことも大事です。
レインコート選びで注意しておきたいこと
レインコートを選ぶ際に注意しておきたいことをいくつかまとめてみます。
まず、マジックテープは、着け外しが簡単な反面、犬の体毛をはさむことがあります。
毛の長い犬は避けたほうがよさそうです。
また、先に述べていますが、サイズが合っていないものは、犬が嫌がる可能性があります。
試着させることができるなら、なるべく試着させてみて、体全体のフィット感を確認しておくことをオススメします。
最後にはやはり、飼い主にとって使いやすいことも大切です。
脱ぎ着させやすいことや、汚れた際に洗いやすいこと、そして乾きやすいこと、持ち運びがしやすいことなど、いろんなチェックをしながら選びましょう。
まとめ
犬のレインコートは雨の日に便利なグッズですが、犬に合ったものであることが一番です。種類や特徴(メリット・デメリット)を理解しながら、いいものを選びたいですね。