高知県四万十町にある「つつじの園」が4月29日放送の人生の楽園で紹介されました。
放送日前後はちょうどつつじの見頃。
「つつじの園」へこのゴールデンウィークにつつじを見に行きたい人の為に、アクセスや、咲いているつつじの種類をまとめてみました!
父の意志ついで、つつじを咲かせた女性
この、「つつじの園」、実は個人が所有する山であり、手入れや管理も個人で行われています。
お父様からこの山を受け継いだのは、川上昭美さん(64歳)です。
お父様がなくなった後、手をかける人がいなくなった裏山は、一次荒れ果てていたそう。
しかし、亡き父の自慢だった山に咲くツツジの花をもう一度蘇らせたいと、娘の昭美さんがこつこつと手入れを続けました。
そして、約11年かけて整備し、現在のつつじが咲き誇る見事な山となったのです。
現在では近所でも評判のつつじの名所として知られています。
川上さんのつつじの園では、つつじの美しさもさることながら、山から見渡せる四万十川も評判です。
毎年4月には、近所の方を招いて開催するお花見回がとても評判なのだそうです。
「つつじの園」のつつじの種類
「つつじの園」で栽培されているつつじは、おもに「フジツツジ」という品種だそうです。
このつつじはとても珍しく、約100年前に新種として発見されたものだそうです。
一般的なつつじよりも小ぶりで、ふわっと咲くのが特徴だそう。
フジツツジ pic.twitter.com/JAcE71bN
— harukiss (@harukiss_) 2012年3月18日
また、色がフジの花に近い紫がかっていることからこの名前がついたと言われています。
学名には「Rhododendron tosaense Makino」“土佐”という単語が入っています。
これは高知県が由来という意味なのだそう。
5月に入ると、赤い色をした「オンツツジ」も見頃を迎えるそうです。
つつじの園へのアクセス
高知県高岡郡四万十町十川の鍋谷地区にあるそうです。
地図で見ると四万十川沿いのこのあたりとなります。
ただ、綺麗なつつじを一目みたいのは山々ですが、個人で手入れされている山なので、一般開放されているかどうかは定かではありません。
現地に伺って、声をかけて見せていただくか、山を外から眺めるか、ということになりそうです。
ただ、川上さんのお父様が、つつじを見に来た客人をおもてなしされていたと聞きます。
きっとつつじを見に行けばよろこんで見せてくださると思いますがどうでしょうか。